この国には、こういう瞬間がある。
今日は月に一度の全体会議MA(Meeting of All staff)の日。
全社員で話し合い、会社のルールや制度をつくる。
自分たちで自分たちの会社をつくる、というポリシーが色濃くあらわれる日。
そんなMAで今日イチ盛り上がったのは、
みんなのためになる面白いイベントを考えてくれた社員にリスペクトしよう、
そのイベントの当日は、提案者にご馳走するのはどう?
と話したとき。
「おーっイイネ!」という感じで空気が変わり、
社員が笑顔で賛成!と次々に言い出した。
そのときのノリの良さは新鮮な驚きだった。
あとで提案者(ミャンマー人)とふらっと話していたところ、
「Cashとかよりも、treatとかモノとかね、
そういうのはなんだ、みんなの気持ち、感じるよね。」(日本語)
この国はなんだろう、ケチなようで、ケチではないし、
心の示し方があるようなのだ。
正直言って、まだまだ議論のレベルは低い。
本社のMAの話の深さの10000000分の1にも満たないと思う。
でも、ミャンマーという国にはこういう瞬間がある。
来月がまた楽しみだ。