上がアレだと部下がよく育つ、というのは本当だ。
2年目社員の「ちょっと思ったんですけど・・・」という一言から、
それは始まった。
他の社員と一緒に、詳しく彼女の意見を聞く。
いま、若井さんとリーダー陣に報連相しにいく社員が多過ぎますよね。
細かな判断や承認を若井さんとリーダー陣にあおいでいる。
でも、それって適切なのか、疑問です。
特に若井さんは、本来は会社全体の改善に時間を使うべきだと思います。
(はい、すみません。そうです。)
いまの責任範囲の区切り方が小さすぎると思います。
もっとリーダー陣以外の社員が社内の既存のことは、
運営するべきですよ。
そこからは、あれよあれよという間に、社員が
自分がここは責任もって回しますよー、と言い出して
社内の指示系統が整理された。
上がアレだと部下がよく育つ、というのは本当だ。
Culture eats strategy for breakfast. という言葉があるが、
この、毎日怒涛の如く大小さまざまな問題が起こるこの国では
優秀な誰かや優れた戦略よりも、文化のほうが効果的なのだと思う。