小さな会社で働くということは。
本社の半分以下の人数規模のミャンマー支社に赴任して、
小さな会社で働くということがどういうことか、
色濃く感じるので、今の感覚を書き留めておきます。
小さな会社で働くということは
配慮を忘れないということ。
周りへの配慮をなくした人は、他から自社への配慮に気付くことも
他から自社への無配慮に気付くこともできず、
自分の会社を守れない。
だからジブンテキに大変なときでも、自分のことや自社のことだけを考える
さもしい人になってはいけないと思った。
小さな会社で働くということは
すべてを使うということ。
自分の気の緩んだ、状況や他人に流された判断は
会社そのものや会社の立場をダメにする。
だから常に頭と直感をつかって、
仲間と話して、工夫して、守る。
小さな会社で働くということは
言葉にできない感覚をいくつも知るということ。
自分が惚れた、一番の、今は小さなこの会社を
一緒にいる人たちと守って、少しずつ大きくしようとするときに、
怒りともいえる感覚も
悔しさといえる感覚も
喜びのような驚きのような何とも言えない感覚を
これからも、いくつも知るんだと思った。