本社が支社を持つ意味は何ですか。
この問いかけは、よく支社を対象にして問われる。
支社に赴任した社員は、この問いかけを自分自身に問いかけながら、
支社と一緒に育っていく覚悟が必要だと実感している。
本社は技術・マインド・仕組みなどあらゆる面で
支社より自然と優れている。日々、追いつきたいと思う。
だけれどたまに、本社の若い人たちに危惧することがある。
(わたしもまだ小娘だが、わたしよりももっと若い人という意味です)
確かに本社はあらゆる面で上にいると思う。
でも、本社で色々なことを吸収している若い人にこそ、
フラットな目で、支社から学ぶ姿勢もなくさないでもらいたい。
学んでもらいたい、というのは別に、支社が上と言いたいわけではなくて、
支社は問題もあるけれど、逆だってありうるかもしれない、
と考えてもらいたいだけだ。単純に。
こういう、人としての姿勢みたいなものは、すぐわかる。
本社から出張にくる社員やインターンシップに来る学生がいう一言で、わかる。
ミャンマーの社員は、観察眼に優れている。
鈍感なわたしでもわかるのだから、彼らもわかっているだろう。
あなたが支社を持つ意味は何ですか。
支社を対象に問いかけられる質問を、
時折、本社を対象に問いかけてみたくなる。