リケジョのミャンマー赴任記。

湘南育ちの品質保証。ミャンマーから日本に帰国。仕事、人生、めいっぱい楽しみます!

一番の贅沢。

とても好きなカフェがある。

今日は慌ただしかった、という日や週末に、行くようにしている。

 

そこは珈琲も食事も美味しいけれど、

店主の気が行き届いた場所に行くということが

一番の目的で、この国一番の贅沢だと思う。

 

今日は、1階で食事をしていたら

たまたま私が尊敬している人が店に入ってきて

珈琲を飲んでいくということだった。

少しでもお話ししたいと思って、同席させてもらうために

2階に席を移そうとした。

 

そのときに店主が店員に確認したのは、

「今、2階に煙草吸っている人いる?」だった。

 

私は気管支が弱い関係で煙草が苦手だったりする。
(全社禁煙を18年前から貫いている会社で働いている)

miwakaiz.hatenablog.com

 

明確に「煙草を吸う人と同席できない」等と

「できないこと」としてお話ししたことはなかったので、

それを自分でも気にしていなかったタイミングで

気遣ってくれたことが、衝撃だった。

 

画一的なサービスやチェーン店があふれて、

それを消費することに慣れているときに、

客というラベルではなく、人として気遣ってもらうこと、

人として誰かを気遣うことを思い出させてくれる。

 

一番の贅沢だ。

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in Tokyo Coffee Cafe and Bar