僕の彼女は品質保証 #40「実に興味深い、彼女の同居人(国籍ミャンマー)の質問」
僕の彼女は品質保証である。
GW前に、彼女は海外支社ミャンマーから来日したスタッフと同居するために、
会社のシェアハウスに引っ越していった。
そして、同居している子はとても「質問がうまい」子なのだそうだ。
そう、これは、実に興味深い、彼女と彼女の同居人(国籍はミャンマー)の会話の記録である。
Question1:
彼女は同居人とイタリアンのチェーン店に行った。
そこには無料の美容情報誌が置いてあった。
占いやら何やら一通り見た彼女ら。
その情報誌の中には、脱毛サロンの案内もあったため、彼女は日本の脱毛事情について話をした。
それを目をまるくして聞く、彼女の同居人。
そして一言。
「日本人にとって、毛があるっていうのはどういう意味があるの?」
※ちなみに、これに回答したあと、僕の彼女も聞いていました。
「ミャンマー人にとって、毛がないってことはどういう意味になるの?」
そしてその質問に対する同居人の回答がまた、面白かった。
Question2:
ある日街を散策していた彼女たち。
同居人が路上の黄色い突起物に気が付きます。
そう、点字ブロックである。
「これは何ですか?」
説明する彼女。
そのあとの同居人のコメントにはっとした。
「素晴らしいですね。
日本では目が不自由な人でも自分で生活できるよう、みんなで工夫しているんですね。
ミャンマーには、こういうのはないから。」
僕らはいつも、当たり前のように何かを得て、
当たり前のように、
何かを失っているのかもしれない。